「すいんきょ」(素隠居)とは、岡山県倉敷市にある阿智神社のお祭の御神幸に登場する老人の面をかぶった人のこと。江戸時代、高齢で同神社の祭に参加できなくなった老夫婦が、店の若者に面をかぶらせて代わりを務めさせたのが始まりといわれています。 すいんきょが持っている渋うちわで頭をたたかれると、「賢くなる」「健康になる」などの御利益があるといわれています。 倉敷の伝統的な「すいんきょ」の世界を子どもたちに伝える、倉敷発の絵本です。
■三九里うみ・作 岡本希根・絵
■仕様:B5判,上製本
■ページ数:34ページ
■ISBN:978-4-86069-291-9 C0793
■初版年月:2011年6月28日