70歳から本格的に短歌をつくりはじめて20年。
歌集『桜剣』(2013年)『朝の食卓』(2022年)に続き、卒寿を迎えての第三歌集『旅路』。
収録した704首は、現在の政治を憂い、老いを受け入れた日々の思いなどを詠んでいる。
政治家がわれは知らぬと秘書を切る滴るばかりの濡れ衣を着せ
敗戦に泣いた少年も九十歳昔を語る人とておらず
人間に与えられたる対話もて停止できぬかウクライナ戦
飲む打つ買う元気も無ければ金もない飲む塗る貼るのお薬タイム
亡き父よ我れは卒寿の路歩むおやじの知らない老いの坂道
生き方に正解はなし我はわれただ真剣に老いぼれてゆく
■著者:河﨑 展忠 (著)
■仕様:A5判,上製本
■ページ数:256ページ
■ISBN:978-4-86069-777-8 C0092
■初版年月:2025年11月27日