ノーベル文学賞受賞者であり、20 世紀を代表する偉大な作家ヘルマン・ヘッセ。
ヘッセ文学は終始ひとの心の内面に向かう探求であり、その統一的帰結が終生のテーマであった。
しかしヘッセを取り巻く世界情勢は、彼の願望をそのまま許そうとはしなかった。
家庭の周辺においても温床は存在しなかった。
その戦いは、ヘッセの心性に強い影響をもたらし、極度の精神不安を抱くようになる。
本書では、ヘルマン・ヘッセの自己治癒への道程をまとめながら、創造と精神分析、さらに筆者が追究する癒しという視点で作品分析を試みている。
■著者:細川 清 (著)
■仕様:四六判,上製本
■ページ数:294ページ
■ISBN:978-4-86069-672-6 C0098
■初版年月:2021年12月22日